こちらでは、ぞっとする怖い話!本当にあった心霊体験談をご紹介していきたいと思います。
今回は奈良県に住む恵子さん(仮)からの投稿です。
あなたには幽霊がみえますか?
今回は、本当に霊感があり視なくても良いものが視えてしまう人の末路の話です。
それでは、どうぞ。
霊感がある者同士の怖い末路
ぞっとする怖い話。
本当にあった心霊体験談で、今回は奈良県に住む恵子さんのお話です。
はじめまして、私は幼いときからこの世に存在しない幽霊が本当にそのままの人の形ではっきりと見えてしまう体質です。
あまりにも普通に視えてしまうので、最初は「生きているのか死んでいる人なのかわからないけど、なんか怖い」と思っていたくらいでした。
それでもやっぱり大きくなるにつれて、はっきりと「あれは幽霊」「これは生きてる人」というのがわかるようになってきたのです。
そんな私が21歳のときに体験した本当にあった心霊体験談なのですが、本当に今までで1番ぞっとしたことだったので投稿します。
私は当時、カラオケに行って夜ごはんを食べて、深夜1時頃に高校時代からの親友のユキ(仮)と2人で車に乗っていました。
ユキとは高校時代からいつも2人でつるんでいて、彼氏の愚痴を言い合い、なかなか言いにくい家族の話を相談したりする、いわゆる「なんでも知っている」間柄だと思っていたんです。
そんなとき、深夜1時の人気のない市道を走っていたときのことです。
霊感のある私にはすぐに分かったのですが、ユキが運転をして、私は助手席で、ちょうどユキと私の間あたりの後部座席に、真っ黒のロングの髪色で水色っぽいワンピースを着た幽霊が座ったのです。
私もかなり楽しい気持ちでユキとはしゃいでいたので、座ったのか、居たのかは定かではないのですが、ミラーでのぞいてもはっきりと後ろに座っているのです。
しかし、お互いのことをどんなに話をしてきた私たちでも、ユキに自分が霊感があることは言っていなかったので、「そのうち消えるだろう」と思い気が付いていないふりをし続けました。
後編
どうして私が霊感を人に言わないかというと、「あの子、霊感があるって皆に言って怖がらせてるけど、絶対に嘘だよね」とみんなから言われるような子が、学生時代にだいたいクラスに1人はいたからです。
そんな子は大概嫌われていたので、私も同じように思われるのが嫌だったのです。
でも、次の瞬間わたしの心臓が飛び跳ねました。
ユキが突然…
ユキ『やだ…どうしよう!』
と言って運転をしているのに泣き出したのです。
「どうしたの?」と私が言うと、「後ろに…後ろに…!!」と言います。
運転をしていたのでとりあえず明るいところに行こうとおもい、コンビニに車を停めました。
そしてユキと一緒に車の外に逃げるように飛び出しました。
「どうしたの?大丈夫?」と私が冷静を装い尋ねると、ユキが言うのです。
ユキ「私…ずっと黙ってたけど、じつは霊感がある」
ユキも、霊感があったようで、自分と同じ幽霊の存在に気がついたのだと私はびっくりしました。
でも、私の恐怖はこのあとでした。
恵子・ユキ 「「生き霊…が乗ってるよね」」
ユキ『え?恵子も霊感があるの?』
恵子『うん…。怖がらせると思って言ったことがなかったけど』
ユキ『そうなんだ…。私たちでも知らないことがあったんだね』
恵子『うん……で、どうする?幽霊が本当なら、あの生き霊ってたぶん…』
恵子・ユキ 『『 マスミだよね 』』
マスミというのは、私たちが高校時代に3人で最初は一緒にいたのに途中で私とユキがはぶった友人です。
そして、1か月くらい前に車の事故に遭い、現在は入院していると他の友人からの情報で聞いていたのです。
霊感というのは、目には見えるけど触れられませんよね。
そのため、どこかで自分の見間違いかも?と思うこともあったのですが、こんな恐怖があったあとでは、もうどうすることもできない心情になり、私とユキは次の日すぐにお祓いにいきました。
もちろん、生き霊のマスミも一緒です。
そして霊媒師にこう言われました。
「彼女、あなた達のこと恨んでるから死にきれないって言ってるわよ」と。